介護保険と医療保険の給付適用の違いについて

要介護者に提供される保険の違い

在宅で暮らしている要介護者の中には、脳血管や心疾患など診療や看護の必要がある療養者も少なくありません。要介護者に提供される介護サービスには、介護保険によるサービスと、医療保険の対象となるサービスがあります。要介護認定者については、基本的に介護保険からの給付になります。訪問看護や訪問リハビリテーションは医療サービスですが、費用は介護保険から給付されているのです。医師が通院困難な要支援の利用者宅訪問は、継続的指導は介護保険からの給付です。

在宅療養者の医療保険適用について

医師が通院困難な要支援・要介護状態の利用者を訪問する場合は、介護と医療保険に区別されます。計画的に継続して医学的管理の指導を行うのは介護保険の適用になります。しかし、居宅療養者への医学的指導や治療が必要な場合や訪問治療の場合は、在宅時医学総合管理料として医療保険が適用になります。また、在宅介護を受けている要介護者の病状が急変して、病院に運ばれて緊急の手術が行われた場合の治療費は、医療保険からの給付になります。

長期入院者の現状について

介護保険導入後、長期入院者のための療養病床は、医療保険と介護保険のどちらを使用するかは、病院の判断に委ねられてきました。しかし、患者の状態に大差がなく、それらの社会的入院が医療保険や介護保険給付費を押し上げていると社会問題になりました。2006年の診療報酬改定に伴って、医療型療養病床に入院している患者は3つに区分され、医療の必要度の低い区分の人たちの退院が促進されることになり、また、介護型療養病床も2011年に全廃されました。

介護の派遣の働き方は、各地の老人ホームやデイサービスの事業所などで働いている人々からの注目が集まっています。